今回は、こんなお悩みに答えます。
こんにちは、ゆいゆい(@yuiyuilifetips)です。
わたしは2019年5~6月の間、ワーキングホリデーでオーストラリアのメルボルンに滞在していて、
1ヶ月間「オペア(オーペア)」という仕事を経験しました。
オペアというのは、簡単にいうと住み込みのベビーシッターのこと。
ホームステイしてこどもの世話をすることで、生活費が無料・お給料ももらえるので、
「格安で海外留学できる!」と、ワーホリでいま話題のお仕事なんです。
ワーホリする方に人気のオペア留学ですが、オペア先のファミリー選びはかなり重要!
わたしはなかなか自分に合ったファミリーに出会うことができず、オペアを2回クビになりました(笑)
オーストラリアにオペア留学したわたしがたった6日間でクビになった話
いい家庭に出会えたらラッキーですが、相性のわるいファミリーだと心身ともにダウンしてしまい、
最悪の場合は「ワーホリやだ!もう帰国したい!」と思ってしまうかもしれません…。
オペアの契約をする前に、
①自分に合ったファミリーかどうか
②この家族のもとで無理なく働けそうか
しっかり見極める必要があります。
そこで今回は、オペア先の選び方の6つのコツを紹介したいと思います。
もくじ
オペア先の選び方①こどもが1人
こどもは少なければ少ないほどおすすめです。
なぜならば、圧倒的にラクだから…!
基本的にオペアは1つの家庭に1人です。
こどもが2人だろうと3人だろうと、オペア1人で世話をします。
そのため、こどもが多いとかなり大変です。
わたしは、3つの家庭でオペアの仕事を経験し、
それぞれこどもの数は1人、2人、3人でしたが、
やっぱり3人の家庭では相当疲れました…。
3人の家庭を経験してから1人の家庭に来たら、圧倒的にラクに感じました。
できれば、こどもが1人のファミリーをおすすめします。
オペア先の選び方②こどもが女の子
個人的に、こどもは男の子より女の子のほうがラクだな~と感じました。
理由は、「遊び方」です。
男の子はどうしても、外で野球やサッカーをしたりと、アクティブな遊びが多くなります。
こどもが家にいる日は1日中いっしょに遊ぶ必要があるので、けっこう体力を消耗します。
女の子の場合は、いっしょにテレビを見たり絵をかいたりと、
比較的家の中で静かに過ごすことが多かったです。
そのため、女の子のほうが比較的ラクかな~と感じました。
もちろん、男女どちらであってもお世話をするのはたいへんです。
逃げたり走り回ったりするので、そこはがんばりましょう。
オペア先の選び方③こどもが5歳以上
お世話するこどもが小さいほど、育児経験がないとつらいです。
わたしは保育士でもないし育児の経験もないので、
2歳のこどもがいる家庭でオペアの仕事をしたときは本当に大変でした。
いちばん苦労したのは、オムツ交換!
オムツ交換なんて人生で一度もやったことないし、ましてや
他人のこどものオムツを替えるのは、正直しんどかったです…。
おとなしくしてくれないし、手は汚れるし、ほんと泣きたかった…。
また、小さい子はどうしてもママがだいすきです。
家でこどもと2人きりのときに「ママじゃなきゃいや!」と、泣き叫ばれたときは、
ほんとうにしんどくて、どうしたらいいのかわからなかった…。
5歳くらいになればオムツ交換の必要はないし、ある程度自立しており、
こちらの言うこともきいてくれる(ことが多い)ので、おすすめです。
オペア先の選び方④勤務日・勤務時間が少ない家庭
オペア先のファミリーは、基本的に共働き夫婦です。
(シングルマザー、ファザーの家庭もいます)
パパとママがいそがしいので、オペアの勤務時間は「朝から晩まで週5」
という家庭もけっこうあります。
…が、そういう家庭はかなりしんどいので避けるのがベター。
わたしがオペアの仕事をしたファミリーは、
「週3で1日5時間」とか「週5だけど1日3~4時間」という家庭を選びました。
ファミリーによっていろんな働き方ができるので、
自分が無理しない範囲で働ける家庭を見つけるのがおすすめです。
オペア先の選び方⑤オペアを受け入れるのがはじめての家庭
これは個人的な考えですが、オペアを何人も受け入れているベテランの家庭だと
すぐにクビになる可能性が高いです(笑)
なぜなら、最初の1週間程度で「このオペアは使えるかどうか」が判断できてしまうから。
また、オペアを探すのも慣れているので、
すぐにクビにしてまた次の新しいオペアを探すことができるからです。
わたしも最初は、「過去にオペアを受け入れた経験のある家庭のほうが、
対応とか慣れていていいかな~」と思って契約してみたのですが、
なんたって評価がきびしい…。
「前のオペアの子は、もっとしっかりしていた」
「前の子は、言わなくても食器を洗ってくれた」
と、かなり文句をいわれました。
3つ目のオペア先でオペアを受け入れるのがはじめての家庭を選んでみたのですが、
お互い慣れていなかったので、ちょくちょく話し合いをすることで、
お互いに試行錯誤してよりよい関係を築くことができました。
ほかの人と比べるようなことはなく接してくれ、非常にやりやすかったです。
オペア先の選び方⑥食生活が自分に合うかどうか
ホームステイするファミリーの食生活は、意外と重要です。
日本とは別の国での生活になるし、別の家庭にお世話になるわけなので、
当然食事も異なります。
わたしが滞在したオーストラリアの3つの家庭では、
・パンとピザ、パスタが主食
・野菜はほとんどたべない
・毎日たべるものが決まっている
というような家庭だったので、
・お米がだいすき
・野菜やお肉、お魚などバランスよくたべたい
・いろいろ料理していろんなものをたべたい
こんな食事スタイルのわたしにとっては、けっこうきつかったです(笑)
オペアは基本的にファミリーが食事を負担してくれるのですが、
お給料の中から自分で野菜やツナ缶を買って食べていました。
ファミリーによっては宗教の問題もありますし、
「この食材しかたべない」「うちはみんなヴィーガンだからお肉はたべない」という家庭も多いです。
オペアの契約の前に、ファミリーが普段どんなものをたべているのか、
食事内容の確認をしておきましょう。
オペア先の候補を絞ったら、連絡を取ろう!
オペア先を探している段階でいくつか候補が絞れたら、ファミリーに連絡を取りましょう。
このときに、スカイプなどのビデオ電話ツールを使って、
しっかりファミリーの身分や様子を確認するのが大切です!
チャットの文面や電話の声だけでは、どうしても相手の雰囲気をつかみにくいものです。
しっかりビデオ通話で相手を確認して、身分証などを提示してもらいましょう。
ビデオ通話では、
・家族構成
・両親の仕事内容
・こどもの性格やすきなもの、アレルギー
・オペアを必要とする理由
・勤務時間と仕事内容、お給料
・どこに住んでいるか
・タバコを吸う人はいるか
・ペットは飼っているか
・ファミリーが信仰している宗教
などを確認しましょう。
また、自分に合ったファミリーかどうかを判断するポイントとしては、
・ファミリーといっしょに生活していけそうか
・ファミリーは怪しくはないか
・きちんとコミュニケーションがとれる相手かどうか
・ちょっとでも違和感を感じるところはないか
こちらもしっかり確認しましょう。
これからいっしょに生活することになるファミリーなので、
すこしでも違和感を感じるようであればお断りして、慎重に選ぶことが大切です。
オペア先を選ぶときは、慎重に!
「格安で海外留学・ワーホリできる!」と話題のオペア(オーペア)の仕事ですが、
ホームステイするファミリーしだいで、
これからの海外での生活が大きく変化します。
楽しい海外生活を送るために、ファミリー選びは慎重に行いましょう。
こどもが1人、女の子、5歳以上
勤務日・勤務時間が少ない家庭
オペアを受け入れるのがはじめての家庭
食生活が合う、または妥協できる家庭
素敵なファミリーに出逢うことができたら、海外で貴重なホームステイの経験ができます。
オペアは、生活費の負担やお給料をもらいながら、英語や外国の文化を学べるすごい制度!
楽しくオペアの仕事をするために、自分に合ったオペアファミリーを見つけましょう。