東京蚤の市(のみのいち)は、毎年5月と11月に開催されるイベントで、ここでは食器や雑貨、植物、手作りお菓子など、自分だけの「宝物」を見つけることができます。
今回が16回目の開催となる東京蚤の市は、2019年11月15~17日の3日間、東京都立川市の紅葉が色鮮やかに輝く国立昭和記念公園で行われました。
毎回ユニークなテーマを設定して楽しむ東京蚤の市ですが、今回のテーマは「2泊3日の世界旅行」
200組を超える出店者さんが、世界各国を飛び回り集めてきた選りすぐりの一品が並びます。
わたしは今回はじめて東京蚤の市にお邪魔したのですが、めちゃくちゃ素敵でかわいくて終始「はあ~かわいい…」の連続。
うれしいため息がこぼれ落ちました。
今回は、そんな魅力にあふれる東京蚤の市の様子を、たくさんの写真付きで紹介します。
もくじ
東京蚤の市ってどんなイベントなの?
東京蚤の市(のみのいち)は、毎年5月と11月に開催されるイベントです。
そもそも、蚤の市というのはフランスのパリなどヨーロッパ発祥の骨董市のことで、いらなくなったものを売るフリーマーケットのようなもの。
東京蚤の市では少し意味合いが変わり、出店者さんが自慢の一品を販売したり、音楽や体験を楽しんだりできるイベントとなっています。
こんな商品が並びます。
・食器(器、カトラリー、カップ、箸置き、調理グッズ)
・雑貨(おもちゃ、文房具、ノート)
・古本、昔のチラシ
・植物(生花、ドライフラワー、リースや押し花)
・手作りお菓子、ごはん
たくさん魅力的なものがあって、目移りしてしまうほど…。
「あの人はガラクタというけれど、わたしにはタカラモノ」といった一品が必ず見つかる、まるで「宝探し」のようなイベントになっています。
開催される会場は固定されておらず、以前は競馬場などでの開催が多かったのですが、第16回目である今回は、東京都立川市の国立昭和記念公園で行われました。
東京蚤の市を楽しむためのコツ
東京蚤の市を楽しむためのコツを紹介します。
①前売り券を購入しよう
②開場時間に合わせて入場しよう
③レジャーシートを持参しよう
④あらかじめお目当てのお店を決めていこう
⑤お弁当やちょっとしたおやつを持っていくと吉
①前売り券を購入しよう
第16回目の開催である今回は、事前にネットで前売り券の販売を行っていました。
当日券は1,000円のところ、この前売り券は800円で購入することができるので、なんと200円も安く東京蚤の市を楽しむことができます。
しかも当日なが~い列に並んで入場券を買わなくて済むので、前売り券が発売されるときには事前に買っておくことをおすすめします。
②開場時間に合わせて入場しよう
第16回目の開催である今回は、イベント開始は9時半~でした。
わたしはお昼ごろに到着したのですが、人気のある商品はほとんど売り切れ状態…。
「もっと早く着いておけばよかったなぁ」と少し後悔しました。
東京蚤の市は出店者さんが世界各国から集めた選りすぐりの一品が並ぶので、在庫がないケースがほとんど。
そのため、お目当ての商品がある場合には開場直後に入場してすぐにゲットできるように、早めに会場に到着しましょう。
③レジャーシートを持参しよう
東京蚤の市では、さまざまなフードを楽しむことができます。
カレーや鳥丼などのがっつり系から、パンやマフィン、クッキーなどのスイーツ系、コーヒーやタピオカドリンクなどのドリンク系など、その種類は実に豊富です。
ところが、机といすなどはほとんどないため、地べたに座って食べることになると思います。
今回の会場では芝生になっていましたが、レジャーシートがあるとお尻が汚れなくて済みそうです。
折り畳みイスなどもあると便利かもしれません。
④あらかじめお目当てのお店を決めていこう
東京蚤の市には、総勢200組以上の出店者さんがいらっしゃいます。
お店の数は多くお客さんもたくさん来場するため、当日は大変混雑し、どこに何があるのかわからなくなってしまうほど。
また、一点モノの商品が多いため、気に入ったものはすぐにゲットしないと「30分後にはもうなくなってる…」なんてことも多いです。
そのため、東京蚤の市のサイトを見て、あらかじめ行きたいお店をリストアップしておきましょう。
東京蚤の市の公式サイトでは、「出店者一覧」や「商品予習帳」など、あらかじめ東京蚤の市で並ぶ商品を見ることができるようになっています。
そのため、毎回イベントが開催されるときには、このようなページを見てあらかじめお目当てのお店や商品をリストアップしてから行くのがおすすめです。
⑤お弁当やちょっとしたおやつを持っていくと吉
当日はフードコーナーに長蛇の列が出現します。
「お腹が空いたから、そろそろごはん食べるかな~」と思ったときになが~い列に並ぶのはしんどいですよね…。
そのため、お弁当やちょっとしたおやつを持っていくのおすすめです。
ピクニック気分が味わえるし、長蛇の列に並んで時間をロスするのももったいないので、列がなくなってきた時間で東京蚤の市フードを楽しみましょう。
第16回東京蚤の市の様子
ここで、今回はどんな商品が並んだのかを紹介します。
どの商品もとっても魅力的で、お金に余裕があればぜんぶ買ってしまいほどでした…。
たくさんの「カワイイ」が詰まった空間ですね…!
アンティークのお皿やカップとソーサー、古本や置物。幸せであふれています。
こちらはカップとソーサー、ガラス瓶のお店です。
青の世界を集めたガラス瓶やカップは、おひさまの光でキラキラと輝きます。
こちらは、透明なガラス食器のお店です。
キラキラ輝くカップたちは、そのひとつひとつが違う顔をしており、自分のお気に入りを探そうと、つい夢中になってしまいます。
第16回東京蚤の市:わたしが実際に買ったもの
今回の東京蚤の市で、わたしが購入したものを紹介します。
普段からあまりモノを買わないようにしているのですが、東京蚤の市の商品はどれも本当にかわいいモノばかりで、ついつい買ってしまいました(笑)
こちらです。
お花を押し花にして、ガラスで挟んだ作品になっています。
背景によってお花の表情が少しずつ変化するので、どこに置こうか迷ってしまいます…!
背景が白い壁に透かしてみると、ピンク色が鮮やかです。
こちらは2,500円でした。
第16回東京蚤の市:開催概要
日程:2019年11月15日(金)~17日(日)
入場料:前売券 800円/当日券1,000円(中学生以下無料)
会場:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン(東京都立川市緑町3173)
アクセス:JR中央線「立川」駅から徒歩10分
主催:東京蚤の市実行委員会
東京蚤の市は「わたしの好き」が見つかる場所
今回は、第16回東京蚤の市の様子を紹介しました。
わたし自身、ずっと気になっていたけど参加するのは今回が初めてだったのですが、
たくさんのアンティーク食器やかわいいドライフラワーを見ることができ、お気に入りのお花の置物も購入することができてとってもいい想い出になりました。
次の開催は来年になります。
そのときもまた、参加したいな~と思いました。
気になった方はぜひ、次の東京蚤の市に参加してみるのおすすめです。
あなただけの「宝物」を探しに行きましょう!